中国が「世界の工場」から転落する日
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国が発展すれば第二次産業から第三次産業へシフトするのは歴史が証明してるし、労働集約的産業から国外に移っていくのは間違いない一方で、人件費だけで語れないのは、中国自体がまだまだ伸びる巨大なマーケットであり,内需向けでも大きなボリュームがあること、産業が集積することでノウハウの蓄積や、サプライチェーンとしての効率化が図られてきたので動きにくいこと、日本から見ればやはり地理的に近く短いリードタイムが要求されるものは有利なことなどもあり、当面は比率で見れば大きな割合を占め続けるように思います
毎月勤労統計調査によると、日本の実質賃金(2010年=100、季節調整済指数、常用労働者:事業所規模30人以上)では1970年1月に56、1997年1月が113でピーク。足元では減少傾向が続いています。人口は、1970年1月に1億0279万人から、2010年11月の1億2,806万がピーク。
一方、中国の人口は、1970年に8億2,992万人から2014年度は13億6,782万人。雇用者数でみると、同期間中に3億4,432万人から7億7,253万にと、2倍以上に増えています。名目とはいえ、賃金は約10倍とのことなので、いかに急成長であったかが窺えます。
【追記】
記事内中国の賃金については名目なので、コメントに追加しました。過去SPEEDA総研記事もあわせてご参照ください。
GDPを構成する付加価値とは何か
https://newspicks.com/news/1093961?ref=user_9139
中国の巨額インフラ投資の功罪
https://newspicks.com/news/1088677?ref=user_9139