オンライン証券会社の生命線「システム」がダウン、潰れることも覚悟した
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【第15話】システムダウン。映画のような展開です。「2つに1つ。最後の選択で、会社の命運がわかれることを知らされました。『松本さん、選んでください』。ロシアンルーレットの銃を渡されたのは私でした」。
今回の記事はシステムに対しての知識を多少持ってる人間の頭を、おかしくさせる為の回でしょうか。
「特定のデータベースにデータを書き込むアームの制御に不正値がある条件下」→意味不明
意味不明 1
ハードディスクの物理的なトラブルで変なデータを書き込んでしまうなら、アームじゃなくて磁気ヘッドのトラブルだと思います。アームが物理的におかしいなら本来書込みたいセクタと違うセクタに書き込んだりして、もしそんな事が起こるならメーカーのエンジニアってどんな奴が来たんだと。ハードディスク作ってるメーカーのエンジニアが金曜のトラブルでその日に駆けつけるとかあり得ないと思います。
意味不明2
特定のデータベースを構成しているサーバやストレージのハードディスクは、冗長化されているなら1台では無いはずで、複数の同一ハードディスクは同じアーム制御がされる筈です。アームの制御に不正値があるというのが本当なら、そのハードディスクが初期不良ってことですよね。ただの不良品。
「論理的にはどちらが正しいかはわからない。2つに1つ。最後の選択で、会社の命運がわかれることを知らされました。」
トンデモSIerに仕事を発注してしまうと、こんなことが起こるんですね。これまでの記載から、SIerが障害の原因を正確にクライアントに伝えられて無いのは明白で、さらに訳のわかってないクライアントの社長に判断を仰ぐなんて(笑)
今までが良い自伝だっただけに、こんな意味不明なロシアンルーレット話に1回を割いて欲しく無かったです。読んでいてハテナが飛びすぎて、ストーリーが頭に入らない(笑)まさに映画のワンシーンを見るようなひりつく感じがたまらない。…んだけど、元システム屋的にはロシアンルーレットのような選択を迫られるトラブルがそもそもよく分からない。信頼性、保守性、可用性を無視して格安でクソシステムを作ったならまだしも、生命線の取引システムでその状況はあり得ないと思うんだけどなぁ。二重三重に冗長構成にして万全を期すとこだと思うけど。