ピボットすべきタイミングはいつですか?
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高宮さんとの対談、第6弾!
持続可能なビジネスモデルに行き着くまで常に学習量の最大化を図って事業をチューニングしていく、みたいな話はリーンスタートアップの教科書とかにも出てきます。仮説検証を高速で繰り返す的な話ですね。ただ「やり切る」というのが大事という言葉は別の尊敬する投資家の方もおっしゃっていて、結局どちらが欠けてもダメな車の両輪なんだな、と改めて腑に落ちた次第です。
注目のコメント
連載第6回『ピボットすべきタイミングはいつですか?』です。
前回 第5回『起業家は撤退ラインを設けるべきですか?』
https://newspicks.com/news/1157491/body/?ref=user_9183
の中で「大きなストーリーがブレない限りにおいて、ピボットはOK」とは言ったものの、なんでも横文字にすれば、オシャレに聞こえるという風潮の中、“カジュアルなピボット”が増えていることに違和感を感じます。
“カジュアルなピボット”とは、結果論でうまくいかなかったからと言って、なぜうまくいかなかったかの検証がないまま、安易にピボットすることです。
本来、同じ失敗でも、次に繋がる失敗とすべく、(1)前提となる外部環境の仮説が崩れたのか、or (2)外部環境の仮説は変わらないがやり切れなかったのか、を検証し、学びを次に活かすことが重要です。
ベンチャー業界も、ミーハーな所があり、「ピボット」、「ユニコーン」、「グロース・ハック」などなど様々なオシャレな横文字が飛び交います。流行っているコンセプトの本質的な意味を捉え、自分で腹落ちするまで咀嚼して、自社事業に適用することが必須です。「やり切る」と「固執する」の違い。今回も難しいテーマ。頭で分かっていても当事者と第三者では見えている景色があまりに違う。ここは新規事業においては永遠の課題だなと感じています。ちなみに「ピボット」という言葉への違和感は僕も高宮さんの指摘通りのものを感じています。