国民の大半が、地方創生に関して「あきらめムード」
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注目のコメント
思ったことを2つ。
1つめは、静岡出身として、道州制のときには静岡を分割してほしいということ。静岡は面白い県で、JRは東日本と東海、NTTは西日本、電力は東京電力と中部電力。などと、西からも東からも影響を受けています。実際、伊豆あたりは関東の、浜松あたりは名古屋の文化圏です。今ある県のくくりで組み込もうとすると、必ずどちらかのサイドが違和感があります。それよりも、これを機に組み直してほしいなと。
山梨や長野とくっつくのもあると思いますが、間に山があるのと、新幹線の移動が楽で東西の方が近く感じるために、あんまりそっちは近い感覚がないんですよね。
2つめは、通勤を短くするなら退職者の郊外移転を進めるべきということ。高度経済成長期に働いていた人たちが、サザエさん一家くらいの場所に住んでいて、退職後も移動していないんですよね。若い世代は必然的にその外に住まざるを得ない。私鉄としては利用者が増えるので、たまプラーザのような外側の郊外の住宅地をどんどん充実させている。
ドイツ人の知り合いに聞いた話では、ヨーロッパでは、都心部の建物を建て替えられないというのもあるのか、退職したら郊外へ移住というのが一つの形なんだそうです。
日本でもその形にして、サザエさんエリアを現役世代に明け渡してほしいなと。さらには、その移住で地方に住む人も増えたりして、地方の消費活動が増えればいいんじゃないかと思うわけです。ただ、これを推進するにはあまりに都心が便利すぎるんですけどね。自分の会社の社長と議論していた際に、同じようなロジックで「道州制」を推していて「へっ?」と新鮮だったので同じようなロジックでビックリした。
曰く、大きなくくりで地域で別れて権限を持てば、首都圏以外の持たざる地域は、それぞれの強みを活かして横並びでないことを色々なことをやっていくしかなく、それが活性化に繋がるのではないか、というもので、一理あるな、という気もしました。色んな特区を作ったりするだろうし、産業振興も進めそう
鉄道では稼げないJR九州が、ななつ星を生み出したり、鉄道外の事業を推進していったように。その意味では真剣に検討すべきなのかもしれません