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【全8回】なぜ今、日本はASEANに注目すべきなのか

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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    (追記あり)
    NewsPicks/Uzabaseに今月転籍して初記事、連載開始です。早速、沢山のコメントとピックをありがとうございます!

    「ざっくり」です。時間が経っても使えるような内容にしました。個別の知識を詰め込むよりも、「見方」を提供したい。東南アジアを肌感覚でより理解して頂きたい。そして、この記事を読んで、実際に現地に行き、日々変化するダイナミズムと人々の息づかいを感じるきっかけになって欲しい。そうした想いで書きました。

    以下、連載の前提・立ち位置です(言い訳含む?)。
    ・「ASEANの話題についていける」ための、「紳士淑女のたしなみ」というイメージ。事業会社に呼ばれ、「社員にASEANの基礎をとりあえず話してくれ」と依頼を受けたイメージ。各国の掘り下げ系の内容は来月からの国別編へ。

    ・一回約3000〜4000千字×7回(+予告)。内容は相当ふるいにかけました。ASEANを語り尽くすには、全く足りません。そのため、「ざっくり」→「国別編」+「フラッシュニュース」等々の記事という体制でいきます。

    ・読み手の方の知識はばらばら。連載に対して、人によって「知っている」、「全然知らない」という様々な反応が前提。今回の連載に書かれていない内容で、「あれ?これ取り上げないの?」、「うーん、もっと説明が無いと分からない」というコメントに対しては、記事やコメントを通じてお答えできるようにします。千本ノックを全部打ち返す、という気持ちでいます。

    ・もう最後の回まで書いちゃいました・・・

    ・ASEAN以外の広域アジア等々は、外部専門家と緊密に連携します。超大御所先生のご高説もお届けしますが、私のネットワークは30〜40代の新進気鋭の専門家が中心です。現場にも頻繁に行く、分析にエッジがある人々。世間的には知られていないけども、専門家のなかでは注目株、というイメージの方々。日本のアカデミズムの知識は、実は、ビジネスやマーケット分析にとって、大きなヒントが沢山隠されています。それをお互いの業界が気がついていない。アカデミズムと実務の架け橋、「アカデミズム用語の翻訳者」のつもりでやっていきます。

    今日の夜からインドネシアに行ってきます。こちらでのネタも乞うご期待です。

    (追記:コメントにお答えして)8/19 03:00 ジャカルタ時間
    まず、500を越えるPickと本当に沢山のコメントをありがとうございます!
    ・モバイル関連
     個人的趣味でも関心がある分野です。東南アジアに行って時間あると、とりあえずスマホショップやキャリアショップに寄ります。今回の連載では人々のモバイル活用について、若干だけ触れます。本格的な扱いは今後の記事テーマとしてストックしておきます。

    ・情報機関について
     今回の連載では触れていません・・・国家公務員法の縛りという「大人の事情」もありますが、公開情報でなにかまとめられたらよいなあとは思っています。

    ・マーケット情報、投資情報について
    今回は短期マーケットのことは、意図的かつ分量の都合上、殆ど触れていません。短期のマーケット予想よりも、基本知識と骨太理解が今回の連載の目的だからです。ただ、マーケット情報が大切であり、多くの方の関心であることは確かです。証券会社時代に、「米国利上げによるASEANと主要新興国への影響」というテーマで話したり、資料は作ったことがあります。記事テーマのストックとします。

    ・アカデミック情報
    私は基本的に実務畑です。純粋にアカデミックポストで生計を立てた事はありません。実務とアカデミズムの融合という切り口で、大学で非常勤研究員をやったり、学会の運営に関わったりはしています。アカデミズムでの情報は、「料理の仕方」で実務にとても役に立ちます。

    ・インドネシアに来ている理由
    休暇では無く、出張です。ジャカルタには話を聞くべき人が沢山います。私はマクロデータに終始せず、データに出てこない様々な現地の人々の感じ方、そして政策に関わる人々の考え方もミックスして分析をしています。また、マカッサルにも数日滞在します。地方経済や新しい地域経済のあり方について、いくつか見に行くところがあります。ジャカルタには、若者が起業した小規模店舗が集まるパサール・サンタやウイスマ・ナギ、スマホ屋が沢山集まるロキシー・マス・モール(マンガドゥアはいまいちな感じ)といった面白いところがあると感じています。日本人始め外国人は殆どみかけませんが、現地の人に大人気なので、そこからつかめるヒントは多いと感じています。

    ・日経新聞について
    日経新聞の東南アジア支局はとてもよく取材をする支局員の方が多いですね。ただ、日経本紙は紙面の制約があるため、電子版、日経流通新聞、Nikkei Asia Review(NAR)などに支局員の取材の成果が現れていることが多々あります。こうした関連媒体にも注目です。NARはマネタイズがまだのようですが、中身はとても面白いです。

    ・JETROについて
    JETRO調査部+海外事務所vs私1人という構図では、物量が全く違います・・・そのため、個々の投資情報はJETROを参照していただき、私は分析や見方、横比較といったところに注力をしています。

    ・食の情報
    ライトな読み物として、何かやりたいですね。現地プラス日本の東南アジアレストラン。

    ・個別のご要望(様々ありますので個々は割愛)
    今回の連載原稿は、既に書き終わっています。ご要望の論点については扱っているものも、扱っていないものもあります。扱っていないからダメだと思わないでいただけると嬉しいです。あくまで「ざっくり」なので、全てを広く深くやってしまうと焦点がぼけます。ASEANの基礎から入りたい読者の方には情報過多になるでしょう。そのため、今回の特集はあくまで入り口と位置付けています。個別の論点のご要望は、確かに今後の記事テーマのストックとしておきます。なかなか触れないようであれば、再度ご指摘下さい。

    私のスタイルとしては、一方的な講義のように記事を出していくのではなく、みなさんと対話して、インタラクティブに作り上げていくコンテンツをやりたいと思っています。証券会社時代も、頭出し的な話をした後は、多くの時間をディスカッションに割いていました。

    ・SPEEDAについて
    私はNewsPicksとSPEEDAの両方の仕事をしています。本記事の末尾にはSPEEDAによるASEAN・インドセミナーのお知らせバナーが付いています。私+外部有識者+実務者などの講師陣で実施する方向です。是非、ご登録を!また、SPEEDAを使って東南アジア絡みの分析をしたいなと思っています。

    ・ASEAN諸国をひとくくりにする意味
    一部にひとくくりにするのはどうか、というご意見があります。正直にいうと私もそう思わないでもありません。厳密に言えば、ASEAN情勢と言えば、地域協力機構としての活動という意味になります。私が基本的にASEAN「諸国」と言うときは、地域協力機構とは別に個別の国の話であることを意識しています(厳密でない部分もありますが)。また、東南アジアと一区切りで考えることは、世界的には確立しています。それにどこかでくくらないと一人で世界全部の国を深く扱うことになってしまい、物理的に限界です。もちろん、後に連載で触れるように、これは東南アジアに閉じた話では無く、ASEANが体現してきたように「外に開かれた」ものです。また、予告編で他の広域アジアや中東・アフリカも視野にと書いたのは、ASEANを軸にして新興国の横比較をしていきたいという考えがあります。順番にやっていきます。

    ・ベトナム
    ベトナムは関心の高い方や企業が増えていますよね。特に地銀や地方の企業ではそう感じます。今回は深掘りしていません。国別編で取り上げる予定です。「ざっくり」でベトナムについて深く触れると、非常に話がややこしくなります。ベトナムに限らず、他の国も特徴的なところに絞っています。

    ・既に遅いのではないか
    私は8月1日入社なので許して下さい・・・
    数人の方がご指摘するように、今ASEANブームのようになっていることは、私も違和感を感じます。もっと前から注目されているべきでしたし、企業は1970年代ぐらいからかなり進出しています。なぜブーム的になったかは、これまでの東南アジア情報が断片的にしか伝えられてこなかったからだと思います。あとは株や債券、通貨が個人投資家にも珍しいものではなくなったことも影響していると思います。

    ・医療ツーリズムについて
     専門の一つです。NewsPicksでも何かやりたいですね。私の個人活動ですが、現在、医療ツーリズムは文部科学省のいわゆる「科研」のメンバーとしてコア的に参加して研究会があります。この研究会では、医療経営の専門家の先生をヘッドとして、日本、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、中東あたりを専門とするメンバーに加えてやっています。

    ・中国との関係
    これはとても重要な論点だと考えています。別途、出来るだけ早い段階で記事を書きたいと思っています。今回は深くは触れていません。ASEAN側の事情を理解した上で、中国との関係を考えるべきだと思っています。そうでないと、中国脅威論が先走りしてしまいますし、パワーポリティックス的な部分に焦点が当たりすぎると思います。

    ・各国の深い情報
    再三ですが、国別編が予定されています。深掘りはそちらで。

    ・インド
    私も重要だと認識しています。ASEANの専門だからインドはやらないとい考えではありません。ASEAN・インド関係は分析していきたいですし、インドの深掘りは一流の専門家と連携していきたいと思っています。


  • 東京理科大学 IDM 教授

    これはまた楽しみな特集が始まる。僕自身も現在の本職は、東南アジアのデジタルマーケットの市場調査やユーザー理解なのだが、一歩引いたマクロな動向の理解と分析のcatch-upが遅れてしまうので、自分自身の再勉強のためにもとても役立ちそう。川端さん、楽しみにしています。

    ひとつ手前味噌で恐縮だが、Googleで僕自身もアジアパートを担当した、世界50ヶ国以上を対象にした大規模調査 Consumer Barometer ( www.consumerbarometer.com ) を使って、東南アジアのデジタル周りの現状を軽くご紹介したい。

    ・インターネット利用( https://goo.gl/FAmbm4
    基本的なネット利用者の母集団規模は、インドネシアとタイがまだ国全体の半分いくかいかないかのレベルだが、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナムは日本と比べてそれほど遅れているわけではない。

    ・ネット利用頻度( https://goo.gl/bsXkCo
    しかし、そのネット利用者のなかを見て、利用頻度を取ると、毎日ネットを使うという人が、フィリピンはがくっと落ちて、インドネシアと同じく50%を切る。その他は、80%前後がネットを毎日利用。

    ・デバイス利用( https://goo.gl/R7qpxP
    東南アジアは、対象6ヶ国すべてで、スマホ普及率がPC普及率を超えている。いわゆる、「スマホファースト」の国。ここが依然PC利用が根強い日本のデジタル環境との根本的な違い。東南アジアの人にとってのネットは、スマホ上のネット。

    ・オンライン動画( https://goo.gl/P737Nm
    YouTubeをはじめとしたオンライン動画サービスの利用は、日本よりも東南アジアのほうが活発(インドネシアを除く)。毎日ネット動画を見る人は、日本はネット利用者の2割にしか満たないが、シンガポールとタイでは5割、マレーシアとベトナムでも4割程度いる。これは、TVネットワークに対する規制が東南アジアでは依然強く、魅力的な動画コンテンツに対する飢餓感があり、それがネット動画に向かわせる強い動機になっているから。

    これからも、デジタル周りのデータについては適宜ご紹介していこうと思います。改めて、本特集、楽しみにしています。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    経済発展の余力は半端ないし、どんどん経済が統合しつつある。EUのようになる可能性もある


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