米アップル、iPhone新機種の生産開始を準備 規模最大=報道
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ティム・クックはサプライチェーン・マネジメントのプロ。「次の機種を出す何カ月前に噂を出すと、現在の在庫がこの程度吐けるから…」ということをAppleではジョブズの時代から行っていて、基本的に次の新機種が出る頃には在庫は殆ど残らないように調整しているとか。これも、SCMの一環だと思うようにしている。
各社報道の通り今年は4インチは無し。企画は来年かな。
台数は8500万台から9000万台と昨年よりも少し多め。部品取り込みはMorimatsuさん指摘の通り、歩留りがあるので部品によっては年間で1億台分以上の取り込みとなる。既に部品サプライヤーでは生産が始まっていると報道もなされている。
発売前の機種に関してはアップルからのリークは基本的に無い。これらの情報は主に台湾系サプライヤーからのリークと台湾の証券会社のKuo氏などによって形成されている。
Katoさんご指摘のEMSのバランスに関してだが、結局鴻海のオペレーションや人集め能力に勝るものはWistronも他のEMSも用意は出来ておらず、低価格低品質での受注を狙おうと積極的にアップル詣でを繰り返してサプライヤーになろうとしている、という認識。先日の台湾紙報道ではテリー・ゴウ氏は他のEMSが安かろう悪かろうで価格競争に持ち込もうとしていることを強く批判していた。
ティム・クックは確かにSCMのプロだが既にCEOなわけでSCMの仕組みこそ、ティムが作り上げたが現在運用しているのは別のオペレーション専任部隊だと思う。サイズが4.7インチと5.5インチということは、現在のラインアップと変わらず。5sまでのような小さいサイズの登場も噂されてたが、なさそう。
サプライヤーにWistronも入る可能性というのが興味深い。Hon Haiは、インドに工場作ろうとしてるが、まだ出来てないし、出来ても部品メーカー含めたサプライチェーン出来て、実際にiPhoneレベルの製造ができるには結構時間かかると思う。ボリューム対応するため、またパワーバランスをコントロールするためにHon Hai以外のEMSへの配分が今後増えてくのでは?