シャープが“EV分野への参入”発表「停まっている時間でさえも価値を」新たな収益源で経営安定化へ
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EVは、停車中でもエアコンが効く。
これは大きな価値になり得るのではないか。
ラグジュアリーな空間で高価格帯の車両と言うのもあるが、例えば中価格帯で今のハイエースの代替を狙う、というのもあるだろう。
早朝の駐車場には、現場近くに先入りする工事関係者のハイエースも多く見かけるが、夏場は暑いので、エアコンのためにアイドリングを続ける場面もよく目にする。
燃料代的にも、環境的にも、騒音的にも、例えばこういったところへの解決にもなり得る。
ただし、これらを車両として売っていくには、当然のことながら、売り方やチャンネルも重要となる。
今後に引き続き着目したい。自動車は走行している時間よりも、駐車している時間のほうが長いことはよく知られています。また、車内をリビングルームの延長として捉えるというアイデア自体は新しいものではありません。しかし、ソニーやシャープなどの電機メーカーが自動車業界に参入することは、クルマ業界にとって歓迎すべきことだと思われます。
クルマの製造には自動車メーカーが優れていますが、そのクルマというプラットフォームでどのような体験を提供するかという点では、異業種との協力が重要になってきます。これこそが今後の競争の焦点であり、異業種の融合によって、これからのクルマにはさらに魅力的な要素が生まれることが期待されています。BEVにあってガソリン車やハイブリッド車にない価値は「止まっている時の使い方」にある。この考え方は間違っていない。この需要が掘り起こせるかどうかが今後のBEVのあり方を変える。
ピッカーの皆さんにはBEVがお好きでない方が多いように感じますが、自動車会社で商品企画の仕事をしていた私はBEVの潜在能力に期待している。
脱炭素だけで言えば、製造時に多くのCO2を出すBEVだけが答えではない。PHVでも同程度の脱炭素効果がある。今のBEVは単に動力をガソリンから電気に変えただけで、三重苦(価格、航続距離、充電環境)を乗り越えても買いたいと思わせるものがない。BEVが今のままなら私も買いませんよ。
BEVの運命は自動車会社の企画力にかかっていると思う。