中国、婚姻届提出簡素化へ法案 離婚は困難に

コメント

注目のコメント

• 高口 康太

  フリー ジャーナリスト

  ・2024年08月16日

  中国の婚姻法改正案を、強引に婚姻数減少と紐付けたダメ記事ですね。
  30日間の離婚冷却期は2021年の民法に取り入れられているのを、改正を機に婚姻法に書き込むというだけの話です。
  婚姻登記に際して戸籍簿を不要とするのも、戸籍地に居住していない人が多く、手続きが不便なため省略しようという動きです。
  ロイターはいい記事が多いですが、こういうのを見るとがっかりしますね。
• 西村 友作

  中国 対外経済貿易大学 国際経済研究院 教授

  ・2024年08月17日

  「結婚に関して夫婦の戸籍所在地での対応を義務付けていたこれまでの法律の地域的な制限を撤廃する」（記事引用）
  
  ずいぶん前に私の友人が中国人と結婚したのですが、手続きのためにわざわざパートナーの戸籍がある田舎まで行かなければならない、メチャクチャ遠くてめんどくさい、と嘆いていたのを思い出しました。
  
  戸籍による管理も徐々に緩和方向へと進んでいますが、特に教育への影響が大きく、北京や上海など大都市の戸籍はまだまだ人気があります。
• 白河 桃子

  相模女子大学特任教授　新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」

  ・2024年08月18日

  日本がすでに「これ」なので、効果はどうなのでしょう。宗教的な離婚が厳しいカトリックと違い、日本の紙一枚だせばいい結婚届は、かなり簡素。しかし結婚（に伴う転居なども含め）および子育てで、女性の生涯賃金が著しく減少する男女の賃金格差があるので、離婚のハードルは高い。入り口は入りやすく、出口は厳しい。むしろ出口を簡単にしたほうが、入り口に入る人は増えるのではないでしょうか？