• 特集
  • 動画
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

VWベルギー工場閉鎖検討 欧州初、EV販売減速で

共同通信
48
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • 前田 謙一郎
    badge
    自動車業界アドバイザリー/ アンダートーンズ・コンサルティング(株)CEO

    この工場の閉鎖はいくつかの要因があります。

    記事には世界的な販売減速とありますが、EV市場自体は成長しているので、どちらかというとアウディのQ8 etronがあまり売れていないということ、さらに、そのセグメントのSUV電気自動車の市場サイズ自体も大きくありません。

    あとは、以前ベルギーに在住していたときに、まさしくこのアウディ工場の隣の地区に住んでいましたが、工場自体がブリュッセルの南駅に隣接しており、いわゆる街中にある工場です。そもそもこの工場自体のオペレーションが高すぎると思います。

    そのような工場で需要の少ない車を作ることには無理があるので、VWの経営判断は妥当でしょう。


  • 高田 敦史
    badge
    A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング

    色々と事情はあります。何でも「EV販売減速」とつけると誤解を招きます。

    世間一般では「中長期的にはやはりEV化に向かう」という意見と、「HVやPHVのような現実解や合成燃料のような脱炭素燃料の併存に向かう」という意見があると思いますが、EVが普及するかどうかは様々なことが複雑に絡んでいます。下記ではPESTの枠組みでざっと書いてみました。

    ①政治環境(Politics)
    米中対立、トランプ政権誕生の可能性、欧州で強まるポピュリズムなどの視点
    COP関係や各国の環境政策の視点(含むグローバルサウス)

    ②経済環境(Economy)
    緩やかな成長の中でも広がる格差拡大による対立、貧困層の増加

    ③社会環境(Society)
    地球温暖化についての生活者の認識と危機感が今後どうなるか

    ④技術(Technology)
    EVの進化(コスト、航続距離、充電環境といった3重苦がどうなるか)
    電源構成の変化とそれに伴う「EVが排出するCO2のLTA(製造時から含めた排出量の算定(今後は徐々に改善していく)
    自動運転も含めたSDV化とEVの相乗効果


  • 山下 昭二
    badge
    カーボンニュートラルコンサルタント  ㈱ミーミル 2023年度ベストフラッシュオピニオン部門でアワード受賞

    この記事を含めて、Newspicksの記事における自動車産業の最近の動向を見ていると、世界的な生産調整が進行中であることが明らかになります。ここでは、以下に特に欧州の状況について記憶の範囲内で説明します。
    この記事の主題は、「VWベルギー工場閉鎖検討」ですが、中国のBYDがトルコに10億ドルを投じてEV工場を建設する(2026年末完成予定)という記事もありました。
    https://newspicks.com/news/10241823/body/?ref=query-news
    また、Hondaはトルコとイギリスから撤退済です。
    為替レート、関税及びその他非関税障壁の変化を見ながら自動車メーカーは欧州域内の自動車工場と併用してメキシコや中国から欧州への完成車の輸入を行っていましたが、現在は状況が急激に変わりつつあります。
    自動車メーカーは、工場建設、製品の品質向上などに時間がかかり、工場の生産能力を瞬時には拡大したり減産することができません。
    新製品の立ち上げタイミングに合わせ、旧工場を改造したり新工場を設立したりすることはありますが、どの選択肢も短期間では実現しません。経験則として、自動車メーカーにとって最も決めかねるのは、生産を増やすタイミングで規模拡大をどの程度にするかです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか