2024/7/6

【解説】イギリス「14年ぶり」の政権交代で変わること

NewsPicks 記者
イギリスで、14年ぶりの政権交代が実現した。
日本時間7月5日、イギリスで総選挙が行われ、野党の労働党が650議席のうち実に400議席以上を獲得。同国の選挙史に残る大勝を収めた。
これによって、イギリスは保守党から労働党へ政権が移った。
勝利した労働党のキア・スターマー党首はすぐにチャールズ国王に面会し、首相に就任した。
G7の一員にして、GDPは世界6位。日本を含めた国際情勢にも大きな影響を及ぼすイギリスのかじ取りは今後、どう変わっていくのか。
そして新首相に就くスターマー氏とは、どんな人物なのか。ポイントをコンパクトに解説する。
INDEX
  • 歴史的な政権交代に
  • 政権交代は、なぜ起きた?
  • 新政権で変わる3つのこと
  •  1.経済:グリーン回帰へ
  •  2.外交:対EUで関係改善へ
  •  3.移民:穏健な対応を目指す
  • スターマー新首相とは何者か