広告にこんな反響があるとは！ 大谷選手を起用したらどうなった？ 人材サービス大手「ディップ」が実感したこと
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街中で目を引くOOHでの広告が話題となり、その影響がSNSで可視化される、という現象をよく目にします。
テレビCMを見ない若い人たちは、OOHでそのクオリティを認識することになり、驚きとともにSNSにアップする、というアクションを取るのです。
話題性は場所によっても左右され、特に渋谷のスクランブル交差点でのOOH広告は、今後も最重要視されると思います。これほど「スポーツ選手はみんなに勇気を与え、元気付ける」を体現している人も稀有。大谷選手を起用すれば何でもいいと言うわけではなく、新しい場所で前人未到のチャレンジをする、と言う大谷選手の持つ文脈がブランドのメッセージとバチっとはまったからこその広告効果なんだと思います。だからこそ、認知獲得以上の態度変容がある。
ブランドアンバサダー選びはコブランド戦略だと考えた方が良い。プロモーションの規模と相手の知名度によるが、イメージの強い人をよいコンテクストで使えばブランドにそのイメージ要素を付加することができる。
大谷は日本の話題の中心ですし、ネガティブなイメージはほとんどにでしょうから、ストーリーが綺麗にできていれば今の所大きな効果をもたらすでしょう。
気になるのは契約の金額ですが、それが広告効果に見合っていれば良いわけですし。
