エヌビディア、時価総額で世界最大の企業に-マイクロソフト抜く
AI要約
- 1半導体大手エヌビディアの株価が上昇し、時価総額で世界最大の企業となった
- 2エヌビディア株は人工知能向け半導体への強い需要を背景に今年に入って170%超上昇
- 3エヌビディアはアップルとマイクロソフトを抜いて時価総額で首位となり、今後はテクノロジー分野の時価総額4兆ドルへの競争が繰り広げられる見通し
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注目のコメント
たくさんの世界初が詰まっている会社。まず半導体で時価総額1位を取った初の会社。初の本格的半導体企業でありシリコンバレーの源流と言われるフェアチャイルドセミコンダクターも、そこから飛び出した数名が始めて「ウィンテル」と称されるほど市場を寡占したインテルですらもなし得なかった。
次に台湾移民一世の創業現役経営者で時価総額トップという点。実はそれはYouTubeのスティーブンチェンやYahooジェリーヤンなど人口比では多い方だが、移民一世で、創業者自身が現役CEOで、頂上まで上り詰めたのは台湾人どころかアジア人でも初、おそらく全世界でも初だろう。株式市場のほとんどがAIに流れるくらい、AIの期待値が高い。
ニューヨーク証券取引所とナスダックの2つを時価総額の合計は約50兆ドル。
NVIDIAの時価総額は、3兆3000億ドルで、OpenAIを有するMicrosoftもほぼ同等だとすると、アメリカの株式市場の6%以上がこの2社に流れている。
ちなみに東京証券所の全ての時価総額の合計は990兆円で、ドル換算にすると約6兆ドル。上記2社合計の方が東証全体より大きくなっているのだろう。
企業のAI需要がまだ始まったばかりという段階で、これだけの期待値があるのはすごい。AIが様々な産業に取り込まれていき今後もっとどのような巨大産業になるのか楽しみです。エヌビディアは単なる半導体メーカーではありません。半導体とソフトウェアと、それらをどうインプリするかという使い方サービスまで提供するプラットフォーマーです。それも、ゲーム機からAIシステム、アクセラレーテッドコンピューティングまでカバーします。
ジェンスン・ファンCEOは、いろいろな講演の中で、AIファウンドリーとも言っています。AIの全てを提供するからです。