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農中、赤字1.5兆円規模 外債10兆円売却で損失拡大

共同通信
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注目のコメント

  • Kato Jun
    ユーザベース スピーダアナリスト

    報道を真とすれば、気になるのは、1か月前に発表があったばかりなのに、なぜ今拡大?という点。

    見出しだと分かりにくいが、最終赤字について5/22に農中が発表した0.5兆円超から、1.5兆円に拡大するという報道。
    その間は少しだが金利安になっている(米国10年債利回りだと4.45%→4.22%)。つまりマーケット動向として損失が拡大する要因はあまり見当たらない。
    そうすると、1か月前より実現損(=売却する資産)が増えたか、前回の見通し当該時点の評価額より改善する(金利安になり債券価格が戻る、等)を前提にしていたのを変えたかくらいしか要因が見当たらない。

    1.5兆円の最終赤字だと何を意味するか?ざっくり計算だし、債券運用していたわけではないので間違えていたらゴメンナサイ前提で…
    農中の運用ポートフォリオは下記の7スライド目に詳しく、2024/3末時点で全体が56.3兆円でうち31.3兆円が債券(残りの大部分は23.5兆円のクレジット等)。債権の評価損は約2.2兆円。
    農中の経常利益は年によって違うが500-3000億円ほど。そこから最終損失1.5兆円になるということは、評価損のほとんどを実現させるということになると思う。
    外債は約22兆円ほどで過去3年のうちに長期は約2割下がっている(米国の7-10年債券ETFの価格下落)。3年前の評価益は1兆円弱で、そこを始点とすると現在までに3兆円の評価損。外債だけではないがポートフォリオの年限では5年以内が約半分。
    そう考えると、長期の外債は全部売り払う(残りの外債が約10兆円で、長期ではない)という感じになりそう。1兆円の損失が拡大するという意味では、発表時点では1/3ほどを残す予定だった?

    農中2023年度決算概要説明資料(2024/5/22)
    https://www.nochubank.or.jp/ir/pdf/cap_results35_04_02.pdf#page=7


  • 赤井 厚雄
    badge
    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    この記事を読んで、ふむふむと理解できる国民は多くないと思う。「農林中金は含み損を一気に処理し、運用体制を見直す」などという書き方も、ちょっと微妙。
    「国債は利回りが上がると価格が下がる関係」などとわざわざ記事に書かなくてもいい時代がこの国にくることはないのかもしれないなどと思ったりする。


  • 辛坊 正記
    badge
    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    ざっくり言ってデュレーション(≒回収機関)10年の債券は金利が1%上がると1割値下がりします。欧米の長期金利は3~4%上がっていますから、市場で短期の外貨資金を調達して長期債を買っていたなら大変です。
    市場で誰でも買える外債を買って運用して確実に利鞘が抜けるのは、自社の格付けが購入する債券の格付けより高いので調達金利が同期間の債券の運用利回りを下回る場合か、事業の性格上、運用期間に見合う低金利資金が継続的に入って来る場合に限ります。そうでなければ長短ミスマッチのリスクを伴う外債運用は一種のギャンブルで、安定した経営を要求される仲介金融機関が行うべきことではないような・・・ 農林中金さんの役割ってなんだろう、と改めて考え込まされないでもありません (・・;ウーン


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