【大人気】アメリカの子どもが頼る「中国発のAI教師」
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アメリカ人が中国製のAI家庭教師で学びはじめている──。
「次」のテクノロジーを紹介する『Next Big Thing』。
今回は「AI家庭教師」についてです。
高校数学の問題集に答えが載っていないとき、Wolfram Alphaという質問応答システムを使っていました。
▼Wolfram Alpha
https://www.wolframalpha.com/
しかし、一部には答えが返ってこないものも多かったです。
生成AIはテキストでの応答に優れていましたが、最近では、数学の問題も問題なく答えられるようになってきています。
OpenAIは大学向けの「ChatGPT Edu」を発表。これからは、より学生のユーザが増え、個々人にチューニングされたAI家庭教師として流行り始めそうです。AIは学習に役立つのか論より証拠と、試しにChatGPTをカスタマイズして、英単語や熟語を調べるGPTsを作ってみました。
◆ 英単語と熟語の記憶支援AI
https://chatgpt.com/gpts/editor/g-izZRrWtBV
覚えたい単語または熟語を入力すると、意味だけでなく、その意味になっている語源や背景、そして使用事例などを提示します。
辞書を使うよりも、クィックにかつ充実した情報を一瞬で入手できます。
このカスタマイズは10分程度でできた割には、自分のニーズには合致していて役に立っています。思っている以上にAIの学習支援力は高いことを実感しました。AIは「考える力を磨く」ことよりも「正解を求める」学生のニーズにピッタリであることを考えると、実は知らないうちに格差をどんどん広げてしまう格差をはらんでいそうです。
「フォローアップの質問をするよう求める」など教育サポートが必要なのですが、「答えだけしかいらない」学生も多いとすると、本物の教師がどうそのあたりをナビゲートしていくかが問われます。