中国は本当に、「流動性の罠に陥っている」のか
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流動性のわなを語るとき中国の長期金利が適切なベンチマークなのかは正直私には判断できないが、政府管理下のハードランディングをしたほうが本当はいいはずだと考えます。メンツが許さないでしょうが。
日本のいつか来た道。不良債権を先送りし、麻薬になった公共事業を続け、ゾンビ企業が生き続ける。もちろんBS上の問題も大きいが、ゾンビ企業が生き続ける(木で例えるなら立ち枯れ状態)と、次は若者の採用をやめ、人員構成が歪み、社会全体の新陳代謝機能が不全に陥る、パイが伸びない中で既得権益層が居座り、世代間格差が広がっていきます
中央政府の指導力に期待してましたが、日本という格好の失敗例がありながら、同じ道をたどってしまうなら、住専、長銀、拓銀破綻、破綻企業国有化、そして長期停滞という日本と同様の道しかないのかもしれまけん金利を下げているのはインフレ率が低下してそれに連動させている。貸出に関しては、政府主導の地方政府の債務を地方債に転換していく部分が進んでいないこと(①)と、貸出枠が多分変化していないことが気になる(②)。ゾンビ化させないなら、貸出基準を厳しく(=枠を絞る)して、損失引当しても大丈夫なように自己資本を積み増すか、債権回収機構の設立などが求められる。そういう意味では、ハードランディングを避けるために、ゾンビ化させるという方針なのだろうという理解。
①https://newspicks.com/news/959803
②https://newspicks.com/news/959803?ref=user_176458