• 特集
  • 動画
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

ウェブはコンテンツを「永久保存」するどころか消しまくっていた | 貴重な文書のデジタル化はむしろ危険?

COURRiER Japon
34
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • 中村 伊知哉
    badge
    iU(情報経営イノベーション専門職大学) 学長

    フロッピー、CD-ROMなどハードの記録媒体が変化するころからデジタルは保存の永続性に難ありと認識されていました。ソフトのウェブしかり。千年もつ紙というテクノロジーにまだ及ばない。大きな課題です。


  • 碓氷 早矢手
    badge
    講談社 IPビジネス部部長

    「コンテンツのデジタル化は進み、あらゆる情報がウェブという仮想世界に移動しつつある。データになったそれらは永久に残るというのは、どうやら幻想に過ぎないらしい」

    クラウドに置いたつもりが、会社がなくなったりサービス停止になることも。
    デジタルにしても結局のところは、自己責任で保管するしかありませんね。


  • Sugibuchi Tsuyoshi
    保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    個人的にも英国公文書館などにウェブクローリングとアーカイヴを提供する会社で働いていたため、この消えるウェブ上の情報の問題は当時から認識していました。

    「たとえば、2013年に存在していたウェブページのうち、現時点でその38%は失われている」

    この記事で挙げられているページやサイトそのものの消失の問題は大きな問題の一方ですが、これら「オープンなインターネット」についてはInternet ArchiveやCommon Crawlといった第三者がページをクロール出来るため不完全ではあっても保存される可能性がまだあります。

    より大きくなりつつある問題はTwitter等のSNSといった「クローズドなインターネット」で、これらについては第三者がクロール出来る余地は非常に狭まっています。

    例えば私が上記の会社で働いていた頃はまだTwitterのクロールは容易で、そのため大学からの依頼で選挙に関連するツイートをクロールした事があります。

    歴史として現代の選挙について研究するにはSNS上での発言や人々の反応を分析する事が不可欠です。そうした将来の研究の可能性を担保するため、今日のSNS上の言論を収集して保存する必要があるんですね。

    ところが現在ではSNS上の発言はプラットフォーマーに制御されるクローズドデータとなりました。これらの公平な利用可能性を将来にわたってどう担保していくかは、まだ議論が必要な事柄だと思います。将来の歴史研究がイーロンマスクの胸八丁になるようでは、不味いわけです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか