ｉＰｈｏｎｅ中国販売回復基調、4月は前年比52％増

[北京 ２８日 ロイター] - 米アップルの４月の中国でのｉＰｈｏｎｅ販売台数は、前年同月比５２％増加し、前月から増勢を維持した。

中国の政府系シンクタンク、中国情報通信研究院（ＣＡＩＣＴ）によると、４月のスマートフォン総販売台数は２５．５％増の２２７０万台。海外ブランドの販売台数は５２％増の３４９万５０００台。データはアップルと明記していないが、アップルは中国で代表的な海外ブランドのため、同社の販売実績と考えられる。

アップルは今年、華為技術（ファーウェイ）など国内メーカーとの競争激化に直面。１─２月の販売は３７％減少となったものの、３月は１２％の増加に転じた。

５月の販売は、大々的な値引きが寄与し一段の回復が予想される。

コメント

注目のコメント

• yuji koyanagi

  しがないサラリーマン

  ・2024年05月29日

  この結果は今後のiPhoneの価格戦略に大きく影響を与えるのでは。
  
  こうなることが分かっていたからこそ、コモディティ化したスマホから脱却したいためにApple Vision Proを投入したものの、こっちも振るわなかったうえに、AIで後れを取ったAppleの今後のかじ取りは相当に苦しいでしょうね。
• Yamanishi Yudai

  フリーランス／零細投資家

  ・2024年05月29日

  iPhoneも値下げ競争に参入せざるを得ない状況のようですね。ブランド価値で高い利益率を維持していくことは他国でも難しくなっていくのか、もしくは乗り換えコストによって囲い込み続けられるのかは興味深いです。
• 仲田 将之

  チームラボ Digitalart R&D

  ・2024年05月29日

  値下げしてどのくらい利益が変わったかのデータがないとね。スタバもかなり値下げしてるらしい。