マスク氏のxAI、次期対話型AI向けスパコン構築を計画=報道
AI要約(β版試験運用中)
- 1イーロン・マスク氏率いる人工知能スタートアップ「xAI」が、対話型AI「Grok」の次期バージョン向けスーパーコンピューターを構築する計画
- 22025年秋までにスパコンを稼働させる予定で、オラクルとスパコン開発で協力する可能性もある
- 3スパコンにはエヌビディアのH100製品を搭載し、最大規模のGPUクラスターの少なくとも4倍の規模になる
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注目のコメント
スパコンだとTop500でどこがどれ位の計算パワーを有しているか公表されています。しかし、AI分野ではGAFAMはじめ自社の計算パワーを隠しているので、外部からは分かりません。A100/H100の調達数でほぼ分かるとも言えるので、Nvidiaは完全に把握しているでしょうが。
Amazonはクリスマスのプレゼント需要により12月に一年で最も高い需要があり、その際にサーバーがダウンしないようにサーバーの能力を高めましたが、12月以外は使わずもったいない・他社にレンタルしようということでAWSのクラウドサービスが始まりました。
マスクも世界最高スペックのスパコンを手に入れた先には、AIの学習に使わないときにはスペースXやテスラといった企業の流体計算や自動制御系のシミュレーション、それらのAI開発(モデル学習と再学習)といったことに使うことで、更なる躍進があり得るかもしれません。
そして、こういったニュースが流れると3ヶ月後のNVIDIAの次回決算も期待できますね。専用チップを使ったほうが電気代を下げることができるのですが、構築するまでの時間を優先したということでしょうか。 xAIの株主は、夢を買ったということでしょうが、これが消費になるか投資になるかは興味深いところです。