世界シェアほぼ100%の味の素に挑む、米スタートアップ「Thintronics」
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ちなみに、ABFに対抗しようとする素材は、多くの電子材料のフィルム系メーカーが過去20年ほどトライしてきたと思う(ネプコンジャパンのような展示会に行けば、色々出てたり話が聞ける)。が、それでも味の素のABFが圧倒的というのが、ここに至るまでの歴史。
味の素ファインテクノが展開する半導体向け絶縁体材料「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」の市場規模について、2023年のグローバル市場規模は約6,759億8,250万円と推定されています。今後も需要が高まると見込まれており、2030年までに約1兆1,844億540万円に達することが予測されています。
市場年平均成長率(CAGR)で約7.8%の成長が見込まれているようで、競合が現れるのは当然のことだと感じます。
https://exactitudeconsultancy.com/ja/reports/40332/abf-ajinomoto-build-up-film-market/AI・半導体ブームで、味の素が長年取り組み世界シェアほぼ100%の「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」を知った方も多いのではないでしょうか。
そんな味の素に挑戦しようとしている米国のスタートアップ「Thintronics(シントロニクス)」を取り上げました。