2024/5/24

【直撃】医師が明かす「やせ薬」のリアル

NewsPicks 編集部 記者・編集者
体重を大きく落とす効果で世界から注目が集まるGLP-1受容体作動薬(GLP-1製剤)。
元々は糖尿病の治療薬の一種だったが、より体重減少効果を高めたバージョンが開発されて、肥満症の治療にも使われるようになっている。
日本でも今年2月、「ウゴービ」という薬が肥満症の治療薬として発売された。
肥満症の治療薬は世界の大手製薬会社が開発競争にしのぎを削る分野だ。今後も様々な種類の薬が登場することになるだろう。
では実際のところ、薬を使って食欲をコントロールし、体重を落とすというのはどういうことなのか。筋肉が落ちやすい、メンタルヘルスに影響があるという指摘もあるが、医師はどう見ているのか。
糖尿病の治療でGLP-1製剤の効果と課題に向き合ってきた医師に、この薬の現実と評価を聞いた。
INDEX
  • 肥満症の治療が変わる?
  • メンタルにも影響する?
  • 薬をやめるとまた太る?
  • 薬でやせるってどんな感じ?
  • 「メディカルダイエット」は危険?

肥満症の治療が変わる?