iPhone実装候補「8つの生成AI」、ChatGPTかGeminiか? それとも「アップル製」か?
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モバイル端末への生成AI搭載は各社が狙っているところでとても楽しみですが、今年発売されたRabbitやAI Pinはどちらも期待外れでした。どちらのデバイスもモデルはサーバーにあり、レスポンスが非常に低いことと、アプリ・サービスとの連携の弱さが主な問題とされています。先日のマイクロソフトの新型パソコンは個人的には期待されていたほどの面白さは提供できてなかった印象です。
OpenAIかGeminiかどちらのモデルを使うかはもちろん大きな関心ですが、それ以上に、デバイス上で高いレベルのUXを提供できるかどうかが焦点でしょう。AppleのSiriの性能の低さは誰もが知っているところで、大幅に質の高い機能を提供できなければ、失望も大きいでしょう。これまで消費者が想像しきれないワンランク上のUI/UXを提供してきたAppleにこういった時代の流れに翻弄されるカタチでの機能追加はしてほしくないなと個人的に思ってしまいました。仕方のないことなのかもしれませんが…🙃
記事のようにAI搭載はiPhone巻き返しの起爆剤にはならないと思っています。Samsung、HUAWEI、XiaomiなどはすでにAI搭載した上でスマホの中だけではなく家電や周辺機器と連動させて最適な生活空間を実現しようとしています。AIの精度はもちろん大事ですが、何を提案し何をレスポンスできるのか、リアル世界のプロダクトの広がりも重要です。
そして、Appleとしては独自開発したLLMでいきたいでしょうが、おそらく提携すると思っています。個人的にはGoogleと提携するかは微妙なところで、端末普及においてpixelを媒体としてAppleユーザーの数割を奪っている中、Appleと提携するのはカニバリの観点で難しそうです。とはいえ、Googleにとっては今までほどはApple(端末保有社)優位にはならず、交渉が進む可能性もあるかもしれませんが。