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ビジネス視点でみた中南米の風景

ビジネス視点でみた中南米の風景

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新興国はアジア、アフリカだけではありません。情報が少ない中南米地域をこのトピックスが埋めます。
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竹下 幸治郎
(ホルへ・タケシ)拓殖大学 国際学部 教授
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新興国はアジア、アフリカだけではありません。情報が少ない中南米地域をこのトピックスが埋めます。
ブラジル経済アップデート:内需に変化の兆し
全体に公開
 今月は、中南米各国の2023年のGDP成長率の数値などが出そろいます。いくつかの国をピックアップしてそのビジネス環境を点検していきたいと思います。まずはブラジルです。域内最大の国であり、農・鉱産資源ビジネスのポテンシャルについては知られているところです。ただ最近は工業やサービス部門でも新たな潮流がみられます。まずは本稿でざっくりとマクロの現況と今後注目のポイントを説明します。産業に関するトピックスレポートは別途執筆中ですので後日アップします。 GDP規模は世界第9位にランクアップ  サッカーや災害、近年は政治・外交関連で日本のメディアに取り上げられることが多いブラジル。しかし、経済・ビジネスという観点ではなかなか「バズり」ません。ニュースネタとしては資源ばかりで地味だということがあるかもしれません。しかし、この国は、経済・ビジネスという観点において、その動向をウオッチしておくべき規模と多様性があります。
【基礎情報整理:スタートアップ 】(その2)なぜブラジルでフィンテックが盛んなのか
全体に公開
ブラジルのフィンテックの背景については前編でお伝えしました。今回は、そのフィンテックの今後の発展に影響を与えそうなポイントを挙げたいと思います。今年初めにNewsPicksでも多くピックされたメルコスール共通通貨構想関連の話題にも触れます。 オープンファイナンスの利用率は8%に過ぎないが、今後の急増が期待されている ブラジルのフィンテック分野の今後の拡がりを考える上で見逃せないのがオープンバンキング/ファイナンスです。これは顧客のファイナンス履歴を他の銀行と統合システムを通じて共有できるものですが、ブラジルでは2021年2月に始まり、4フェーズに分け少しずつ範囲を広げてきました。2021年12月以降のフェーズ4では保険、投資、外国為替などについても取引データの共有が可能になっています。Distrito社のレポート(元データは中銀)によると今のところオープンバンク/ファイナンスの利用者は、口座保有者の8%、1500万人程度にとどまっているようです。ただし、自分のデータを他の金融機関に共有することに合意すると回答している消費者の数が急増していることで、オープンファイナンスのユーザーの今後の急増も見込まれています。また既に利用している8%のユーザーについては、すでに45程度のサービスが利用可能になっているとのことです。

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