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人類学者が教える呪いの解き方とかけ方

人類学者が教える呪いの解き方とかけ方

フォロワー1781人
12本の記事
素敵な仕事、素敵なパートナー、素敵な人生。日常に溢れる「人生かくあるべし!」という呪いを人類学で解きましょう。
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橋本 栄莉
立教大学 文学部 准教授
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素敵な仕事、素敵なパートナー、素敵な人生。日常に溢れる「人生かくあるべし!」という呪いを人類学で解きましょう。
「逃げ」の美学:思考をノマドにしておく
全体に公開
新年度が始まってしばらく、連休も終わり、もう今いる場所から逃げ出したくなっている方もいるのではないでしょうか…? わたしは、日本の生きづらさからアフリカの民族調査に「逃げ」、アフリカでも紛争や災害に遭遇しては「逃げ」…ということをやってきました。思い返せば、幼い時から、ドッジボールでは最後の一人になるまで「逃げ」ていたり、嫌なことがあるとすぐ学校を休んで「逃げ」、ということをやってきました。わたしには「逃げグセ」があるようです。が、それによって得たものもなくはありません。自分を正当化し開き直るため…ではありませんが、今回は「逃げちゃダメ」の呪いについて考え直してみたいと思います。「逃げ」にポジティブな要素はあるのでしょうか?
モヤる「多様性」を人類学と考える①〈不思議なことば編〉
全体に公開
去る10月、Life Questという特集でこのトピックスや私のアフリカでの経験について取り上げていただきました。ありがたいことです。 上の記事で、私は次のように言いました。 向こう(アフリカ)では多様性がただの事実としてあるので、認めるも認めないもない。そういうただの事実と、失敗しながらもどうやって楽しみながら付き合うかが、アフリカの人たちの生き方であるような気がします。 この発言に、意外にも多くのコメントが寄せられました(コメントを寄せてくださった方、ありがとうございます)。 多様性自体は昔からある語ですが、近年、ある意味でバズワード化した「多様性」には、なんだかモヤモヤするときがあります。きっとそう感じる人もいるはずですが、そうは言ってはいけない空気もつくり出してしまうのが、このことばの魔力です。今回は、モヤモヤの正体やその魔力について、「多様性」ということばではくくりきれない他者の世界に悪戦苦闘してきた人類学と一緒に考えてみたいと思います。根深い問題なので、〈不思議なことば編〉と〈多様性の故郷アフリカ編〉の二回に分けて書いてみます。

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