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人類学者が教える呪いの解き方とかけ方

人類学者が教える呪いの解き方とかけ方

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11本の記事
素敵な仕事、素敵なパートナー、素敵な人生。日常に溢れる「人生かくあるべし!」という呪いを人類学で解きましょう。
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橋本 栄莉
立教大学 文学部 准教授
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素敵な仕事、素敵なパートナー、素敵な人生。日常に溢れる「人生かくあるべし!」という呪いを人類学で解きましょう。
「呪いの季節」に備えよう!:なぜ私たちは呪ってしまうのか?
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春です。「呪いの季節」がやってきました。 新しい環境、新しい仲間…期待に胸を膨らます人の影には、それが叶わなかった人たちの怨念が付きまとっています。「新しいコミュニティにようこそ!」という祝福は、呪詛(じゅそ:呪いの言葉)と紙一重でもあります。新たな出会いが増える分、他人に対する戸惑いや嫉妬、不公平感、憎悪一歩手前のモヤモヤ――つまり「呪いの心」が発動する機会も増えます。そんな不安な季節が、春です。 これまでのトピックスでは、現代社会の生きづらさを「呪い」という比喩で説明してきました。今回は、比喩というよりガチの呪い(呪術)の話をしたいと思います。人を呪うこと・呪われることには、人類が生きてゆく上でどんな意味があるのでしょうか?「なぜヒトはヒトを呪うのか?」を知り、「呪いの季節」の備えとしておきましょう。
モヤる「多様性」を人類学と考える①〈不思議なことば編〉
全体に公開
去る10月、Life Questという特集でこのトピックスや私のアフリカでの経験について取り上げていただきました。ありがたいことです。 上の記事で、私は次のように言いました。 向こう(アフリカ)では多様性がただの事実としてあるので、認めるも認めないもない。そういうただの事実と、失敗しながらもどうやって楽しみながら付き合うかが、アフリカの人たちの生き方であるような気がします。 この発言に、意外にも多くのコメントが寄せられました(コメントを寄せてくださった方、ありがとうございます)。 多様性自体は昔からある語ですが、近年、ある意味でバズワード化した「多様性」には、なんだかモヤモヤするときがあります。きっとそう感じる人もいるはずですが、そうは言ってはいけない空気もつくり出してしまうのが、このことばの魔力です。今回は、モヤモヤの正体やその魔力について、「多様性」ということばではくくりきれない他者の世界に悪戦苦闘してきた人類学と一緒に考えてみたいと思います。根深い問題なので、〈不思議なことば編〉と〈多様性の故郷アフリカ編〉の二回に分けて書いてみます。

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