前国防相、戦時内閣離脱を示唆 ガザ統治の行動計画要求―イスラエル
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注目のコメント
戦争の終わらせ方を示せ、とガンツ氏がいうのは正論ではあります。
日本のように、戦争の具体的な終わらせ方も考えずに戦争を始めるのはダメです。
同時に、戦争というのは日々刻々と変貌するもので、長期計画も修正を加え続ける必要があります。
そして、相手のいることなので、手の内をさらすわけにはいかないということもあります。
フランクリン・ルーズベルトも、戦後の日本の統治計画など、最初から示していたわけではありませんでした(だから日本人の指導部も勝手に恐れをなして、やぶれかぶれになっていた、というのはありますが)。
そういう意味では、ガンツ氏の要求は無茶で、政局的なネタニヤフ降ろし、といえます。
ガザ地区の戦後の統治計画は、さすがにハマースに統治させ続ける、という選択肢は無いので、
① イスラエルが実質直接統治する(パレスティナ人の傀儡は立てる)
② ヨルダン川西岸地区のパレスティナ政府(PLOアッバース派)に統治させる
③ 欧米やアラブ諸国による国際共同統治
の3択です。
ガンツ氏の主張は③ですが、これは米国の推している案に近いですが、うまく機能するか、現段階では何ともいえません。
ネタニヤフ政権の連立政党は、①の案が一番有力でしょう。
戦後の統治計画は確かに重要問題ですが、ネタニヤフ首相が③でいく、という宣言を現段階で行うことはむずかしいでしょう。ネタニヤフ氏にはどうしても共感出来ないのは自分がユダヤ人に冷たいのだろうか?と、悩んでいましたが、きっとそうではなく、ネタニヤフ氏には何か問題があるのだろうと少し納得したニュースです
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