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堀江貴文氏、初「LCC」搭乗での違和感指摘「日よけ」問題「どっちが正しいの?」(日刊スポーツ)

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  • 国内航空会社 気象予報士

    堀江さんの問いについて誰も答えていないようなので、こんな場ですが回答してみます。
    「離着陸時には日よけを開けておくことが業界団体(IATA)内では推奨されており、一部の航空会社では手順として乗客にも日よけを開けることを求めています」が回答となります。
    また、記事中にある日よけを閉めたほうが冷房の節約になるというのは駐機中の話で、離着陸時には開けておいたほうが航空会社側としてはメリットが大きいのです。

    まず日よけについては日よけが開いていようが閉まっていようが航空機の構造的な安全性は変わらないので、ICAOやFAAなどといった規制当局は特に規制を設けていません。これが航空会社ごとに対応が異なる大きな理由です。

    では日よけが関係する航空会社側の手順はというと、緊急脱出を行う時に客室乗務員はドアを開ける前に必ず外の状況を確認するという部分が引っかかる、というものです。ドア自体にも小さな窓はありますが視界が限られるうえに煙などで外が見えないことも大いにあり得ます。その場合には他の客室の窓から客観的な状況を把握し、煙や炎がどういった広がりを持っているか、客室は地上からどのくらいの高さにあるのか(脚が折れるなどして地面と近いか逆に高くなっていないか)を確認する必要があります。そういった状況が離着陸時には発生しやすいことを鑑みて、あらかじめ日よけを開けておくことを手順に入れている航空会社も多いです。
    また、日よけを開けておけば外部から内部の様子をある程度伺うこともでき、消火や救助にあたる隊員に情報を与えることができるかもしれないという期待も込められています。

    よく説明されるのは乗客の目の明順応や暗順応ですが、実はこれは究極にはあまり関係ありません。緊急時には機内が煙に包まれて真っ暗になったり、逆に炎でまぶしかったり、目の順応は状況によりいろいろあり得るからです(ただし基本的な考え方として、夜間の乗り物(陸海空問わず)に乗るときには照明は暗めにして暗順応させておくことが基本です)。


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