リクルート、新たなスポットワークサービスを展開へ--「タウンワークスキマ（仮称）」
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どこが勝ち筋になるのかとても楽しみな展開ですね。何が差別化になるのかというと、結局は
・商品ラインナップ数（網羅率）
・顧客便益な申し込みやすい商品（魅力的かつ高額かつ資格なし未経験OK）
で決まると思うので営業力のあるリクルートは人数を投下できれば強いでしょう。
個人的にはもっと早い段階（メリカリより前）で参入してくるとよんでいたのですが、意外に遅かったなというのが率直な感想です。
この背景として、今のリクルートはHRよりも業務支援・経営支援領域にシフトをしています。わかりやすいのがSaaSのAirシリーズですよね。ここがコア事業になっていたので、HR領域のスキマワークへの参入が遅くなったのではないかなと推察しています。
参考）中長期的な経営戦略と対処すべき課題
https://s.srdb.jp/6098/archives/2020/content-2-3.htmlタイミー、メルカリと来て、リクルートも当然に来ますよね。
ギグワーカーの次はスキマワーカー？
ターゲットは学生、主婦？副業の人？
いろいろな社会経験を積むには良いかもしれないが、スキマバイトでその日暮らしで食いつなぐような人が増えるかもしれない。
週末に「ノマドランド」と言う映画をアマプラで観ました。コロナ禍の2021年公開でアカデミー賞を始めとして各映画賞を受賞の評価の高い作品です。
リーマンショックで住む地域が経済的に崩壊し、やむなくキャンピンカーで各地を巡りながら、アルバイトで食いつないでいる人たちを描いた作品。
アルバイトはいろいろだが、Amazon倉庫の仕事が稼げると言うことになっている。
全体的に高齢者が多く、タイトルの通り「ノマド＝遊牧民」のような生活スタイル。
仲間同士でゆるくつながりながら、助け合うが、基本的には1人。
自宅があるにもかかわらず、家族と距離を置いている人も。
アメリカではおそらく社会問題化しているのでしょう。
最近、車中泊ブーム、ソロキャンプブームですが、こんな感じのノマドワーカーが日本でも増えてくるかもしれない。是々非々はともかく。
自分も仕事を引退したら、日本各地を旅しながら、ノマド生活もありかな？と想像してしまった笑
海沿いで釣りをしながら自給自足。
たまにアルバイトをしながらガソリン代を稼ぐ笑
ノマドランド
https://eiga.com/l/nq6Mdタイミーにメルカリハロに、リクルート。
「Air シフト」の単発バイト募集機能や、地産地消型のスキマバイトアプリ「エリクラ」、過去を振り返ると2016年にスポットバイトアプリ「Job Quicker」でトライ(2022年サービス修了)していたりと、何度もトライをしていった中で「タウンワーク」という冠を付けた本命サービスリリースをしたという感じでしょうか？
Airシリーズだけでなく、単発バイトが増えると求人数・応募数が増加する為、Indeedにとっても良いと思いますし、何よりリクルートの営業網を活用できるのが強いですね。
他にもLINEヤフーとマイナビは業務提携契約を締結して「LINEスキマニ」というサービスも始めており、いよいよ盛り上がってきた感がある。
