インテル、チップファウンドリー事業の詳細を公開 注目すべきポイントは?
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外資系半導体メーカーといえばとにかくNVIDIAに注目が集まっていて、GPUの圧倒的シェアの見地からするとそうなのですが、Intelは昔からの総合王者です。かなり乱暴にNVIDIAとIntelの違いを説明すると、NVIDIAは設計のみで製造はTSMCに委託、Intelは自社で全てできる。昨今ではNVIDIAのビジネスモデル(ファブレスと言います)が主流になってきていますが、ここにきてIntelのようなモデルも見直されてきている。なぜならIntelもファウンドリとしてTSMC的なポジションを取れるからです。ファブレスか、垂直統合か。面白いテーマです。
IntelはCPUで最大手…ウィンテル体制で業界の先頭を切っていたが、今となってはモバイルではクアルコム、AIやサーバーではエヌビディア、となっている。Appleなども自社で設計しているし、テスラも同様。競争力の源泉はチップ設計の内製である。
Intelだから将来安泰ということが無くなっている。
三星は自社設計と他社向けファウンドリーの両立をしているので、三星と同じ方向性といえばそういうことになる。紹介動画の最後の方に「水リサイクル率」についても言及してますね。
ここまで自社工場を作ることを自負しているだけあって、おそらく水処理を含む各種ユーティリティ設備も自社設計していると想定されます。(あくまで想定です。)
世界が水平分業にシフトしている中、極端なまでの垂直統合的工場運営。
これはこれで差別化要素となって、AI時代の半導体競争に一石を投じそうな気がしてきた。