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国際収支、経常黒字25兆円超 23年度、訪日客増で過去最大

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注目のコメント

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    なお、貿易赤字の要因を円安に求める向きがありますが、それは間違いです。
    というのも、輸出入物価を基に輸出入金額をそれぞれ数量要因、現地通貨建て価格要因、為替要因に分解し、貿易収支を要因分解すると、円安は輸入金額の押上げとともに輸出金額の押し上げにも効きますので、貿易収支では両者が相殺されます。
    このため、少なくとも2021年以降の貿易赤字における円安要因は限定的なものになります。
    むしろ、2021年以降の貿易赤字の主因は現地通貨建ての輸入価格の上昇となっていることには注意が必要でしょう。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    執拗に申し上げている事実ではありますが、旅行収支黒字+4.2兆円は過去最大ですが、デジタル・コンサル・再保険・研究開発を含むその他サービス収支赤字は▲6.1兆円の赤字です。オーバーツーリズムや人手不足など、観光産業に限界まで負荷をかけて得た外貨をもってしてもソフトサービスの外貨支払いを賄えず、後者は恐らく言い値で増えていくことを踏まえれば、現時点の経常収支黒字を嬉々として報じる姿勢はもういい加減に止めた方が良いと思います。

    第一次所得収支黒字≒経常黒字であり、その過半が円に還流してこないことが国として問題視されているのに、これを脇に置く報道は疑問です。旅行収支大いに活用すべきと思いますが、そこに比重を置いた大衆報道があまりにも多いと感じます。現在の国際収支を巡る論壇において旅行収支は決して中心的な話題ではないと思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    経常収支が黒字ということは、政府の赤字と民間の黒字を足した日本全体は黒字、つまり日本が生み出したモノやサービス等々の価値の取引結果が対外的に黒字ということで、政府が大きな赤字と借金を抱えるにも拘わらず、日本が安定していられる大きな要因の一つです。それが過去最大の黒字というのは、資金ベースで黒字かどうかというのは脇に置き、先ずは大きな安心材料です。
    その主因が「訪日客の増加で旅行収支の黒字額が大きく伸びた」ことだということで、旅行収支は確かに、過去最大だったコロナ禍直前の2019年度の2兆4千億円から4兆2千億円に激増しています。
    旅行収支は大胆な金融緩和への期待で円安が進み始めた2012年度からコロナ禍直前の2019年度まで一貫して改善を続け、2014年度に赤字から黒字に転じています。これは円の実力低下で日本の物価が外国人にとってじわじわ安くなり続け、外国の物価が日本人にとってじわじわ高くなり続けた期間と重なります。そしてコロナ禍で一旦動きが止ったのち、ここに来て一段と加速した円安で、一気に黒字幅が膨らんだわけですね。
    外国の物価が高くなり過ぎて日本人が海外旅行を躊躇う傍ら、2012年以前は日本で姿を見ることも稀だったアジア諸国を含む各国から観光客が日本に大量にやって来て、安い安いと喜んで元気に買い物や飲食をして下さる結果です。日本経済にとって大変有難いことではありますが、ニューヨークに行ってもパリに行ってもロンドンに行っても物価が安く感じられ、日本人が大挙して押しかけて高級ホテルに泊まってブランド品を買い漁って顰蹙を買った過去を知る身には、ちょっぴりもの悲しさを感じさせる出来事です (*_*)


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