2024/5/12

【必見】ビジネス成果に直結する「読書会」のスゴい効能

NewsPicks編集部
働き方改革やコンプライアンス意識の徹底が進み、ここ数年で「働く環境」は急激に変化した。
働きやすくなった一方で、「自分たちが育てられた時とは、時代が変わっている」と感じ、新人や後輩の指導に頭を悩ませるマネジメント層は少なくない。
今、求められる「若手マネジメント」とはどのようなものか──。
そんな人のモヤモヤに応えるのが、書籍『20代の仕事の教科書』(致知出版社)だ。
20代向けに、各界のプロフェッショナルの若手時代のエピソードや至言が収録された1冊だが、若手社員と対峙するマネージャーにとっても参考になる内容になっている。
「今週の1冊」後編では、本書の監修者であり、これまで約1000名のプロフェッショナルに取材をしてきた『致知』編集長の藤尾允泰氏に「マネジメント」をテーマにインタビュー。
プロに学んだチームビルディングのコツや具体的な実践方法を教えてもらった。
INDEX
  • 「最高のチーム」をつくる3箇条
  • 「読書会」が相互理解に有効
  • 慶應高校野球部、優勝の秘訣
  • 「古典・歴史・人物」に学ぼう

「最高のチーム」をつくる3箇条

── これまでの約1000名の取材経験を踏まえ、藤尾さんが考えるプロフェッショナルに共通する「マネジメント」の極意があれば、教えてください。
藤尾 やはり、組織やチームとしていかに「心を一つにしていけるか」に尽きると思います。
経営者やスポーツチームの指導者、あるいは教育者など、表現の仕方は違えども、どの分野の方も一様にそうおっしゃいます。
先日、弊社主催のセミナーで侍ジャパンをWBC世界一に導いた栗山英樹監督のもとで、ヘッドコーチを務めていた白井一幸さんが、「最高のチームを作る条件」について話されていました。