積水ハウス子会社 前年比3倍超134人の大工採用 2024年問題に対応し人材獲得強化
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注目のコメント
「6年入社の大工に対し、初任給を前年比で最大9%アップさせたほか -中略- 習熟度合いに応じて30代で最大約900万円の年収を得られるようにした。」
これは結構頑張っていると思います。
実は、帝国データバンクの実態アンケートによると、建設業では回答企業の79・5%で2024年度賃上げされています。
https://newspicks.com/news/9905074
悩ましいのは、建築・建設業が好まれない理由として、給与面が最大の理由ではない事。
それよりも建築現場への移動など、業務時間以外での拘束が長い事や、休みの取りにくさなどが忌避される大きな要因となっています。
こちらの解決は、なかなか難しいように感じます。人手不足はどんどん加速し、危機感を持つ会社はあらゆる試行錯誤をはじめています。
賃金、働き方、あらゆる面で「今まで通り」の感覚での人材獲得はもはや困難になっており、ある意味イノベーションが生まれやすいタイミングでもある、と感じます。大工が不足しているので、先回りして囲い込みをするのは有効。ただし、技能の高い人は独立してやったほうが、年収900万円よりも多く稼げるでしょうね。