感情に振り回されない! 5月病を乗り越える「メンタルコントロール術」
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個人的には「分人主義」(平野啓一郎氏の『私とは何か』で語られている主義)の考え方を知ってから、メンタルがかなり安定しました。
「分人」とは、対人関係ごとに見せる複数の顔すべてが「本当の自分」だとする考え方のこと。
具体的には、家庭で過ごしている自分も、会社で過ごしている自分も、すべて「本当の自分」だと認める。
例えば、分人A(家庭ver)が50%、分人B(会社ver)が15%、分人C(友人ver)が35%・・・みたいな構成比率で自分が成り立っているとします。
そう考えると、仮に会社でイヤなことがあっても「いうて、自分の分人B(会社ver)が15%ダメージ食らっただけで、残りの85%は無傷」と思えるようになります。
そのうえで、この記事に書かれているようなことまで実践しておけば、メンタルが一瞬ゆらいでも、一時的なゆらぎで終わることが増えるだろうなと。この時期は誰でもメンタルが少し不安定になることがあります。
今回は、グローバルリーダーたちが学ぶメンタルコントロール術を解説しました。
日々のちょっとした工夫によって気持ちを安定させると、メンタルだけではなく、パフォーマンスも大きく変わってきます。
地味なことの積み重ねですが、私も長年実践してきて効果は抜群なので、参考にして頂ければ嬉しいです!メンタルのコントロールは、ある意味で最も重要なスキルですね。
そして、このスキルは、車の運転のように誰でも習得できます。
我々は、このメンタルコントロールのスキルを16個に体系化しました。
(拙著『予測不能の時代』(矢野和男、草思社)にすこし内容を書きました)
これは、Emotional Intelligenceの研究における学問的な裏付けのある分類にそったものになっています。この16個のスキルを日々練習すれば、メンタルはコントロールできます。
そして、これがどれだけできているかは、毎朝の血圧測定で、モニタリングできそうです。血圧測定によるメンタル評価の力は、もっと研究されるべきテーマだと思っています。
いずれにせよ、このメンタルコントロールのスキルは人生の最も重要なスキルだと思っています。