【入門】謎に高騰する「金」は世界の構造変化を表していた
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4月に最高値を更新した金ですが、これ、じつはかなりおかしな事態なんだとか。
金の価格は金利と逆に動くのこれまでのセオリー。今は、金利が上がってますから、本来なら価格は下がるはず。
しかも、金ETFも売られている。ますます、おかしい。。
じゃあ、いったい誰が金を買っていて、そしてそれは何故なのか?
この不思議な現象を紐解くと、世界の情勢が見えてきました。
大阪弁のパンダ(?)が、どこよりもわかりやすくその謎に迫ります!金(ゴールド)の価格が歴史的な値上がりを見せています。アップダウンを繰り返しながらも約50年で68倍になった金ですが、ここ数年の値上がりはちょっと勝手が違うようです。
金価格の動きにはある程度セオリーがあるのですが、それが参考にならなくなってきているというのです。ゴールド特集1日目では、專門からへの取材をもとにその背景について図解でわかりやすく解説します。
金が爆上がりする一方で、歴史的な円安にさらされている日本。円の価値の目減りをなんとかしたいと思っている人も多いかもしれません。究極の安全資産と言われる金ですが、金を持つことにはメリットもデメリットもありそうです。
特集2日目では、金投資の考え方と具体的な金の買い方についても紹介する予定です。本論ではないが、金ETFはいまだに「現物」が残っている世界。
ETFとか様々な金融商品は、その裏付けとなる証券や契約、もしくは現物がある。
「株券」はもはや言葉だけになっていて、実際は情報。だけど、金ETFについては現物(少なくとも大部分は)。下記とかに出ているが、倉庫で実際にガラガラと入庫して決済確認をする(自分は見たことはないが…)。
https://kabu.com/item/etf_etn_reit/feature/kikinzoku.html
なお、原油ETFとかは、先物で運用している。でもこういった実物資産由来の金融商品は、たまにパニックを起こす。
先物は「ある日でいくらで売りますよ・買いますよ」という契約。なのでその日が来たら現物の売買が必要。普段はその日の前に先物契約を更新していくので、買っていても実際に引き取ることは発生しない。
でもコロナのピークの時に原油先物価格がマイナスになったことがある。これは経済が止まっている中で、引き取ることができない(そのためにはタンクを保有したり借りることが必要だが、実需が止まっているから元々持っていた人たちが手放せない)けど、契約上引き取らないといけない。だから金を払ってでも、引き取ってほしいという状況が発生したため。
原油先物の価格が一時、マイナス圏まで下落したのはなぜですか?(2020/5、mana@bow(野村證券))
https://manabow.com/qa/20200527.html