【保存版】師弟関係&論争で学ぶ、2500年間の「知の系譜」
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注目のコメント
突っ込みどころがありすぎるので、ひとことだけ書くと、
紀元前4世紀のギリシアにディオゲネスという人がいました。
貨幣を鋳造して供給するという、中央銀行のような公職に就いていましたが、辞めて、哲学者になりました。
大きな酒甕の中に住んで(つまりホームレスになって)、道行く人々に対話をしかけていました。
ディオゲネスは当然人々の恨みをかい、奴隷として売られたりしました。
しかし、ディオゲネスは相変わらずホームレスとして対話をしかけ、食あたりか何かよくわからない理由で死にました。
哲学者というのは、そういう、地位や財産はもちろん、自分の人生も捨てて、奴隷にされようと殺されようと対話をしかけ続けるという、一種の狂気に己の全てを賭ける生き方です。
「ビジネスに役立つ哲学」などというのは、噴飯ものです。
同時代のアレクサンドロス大王がディオゲネスを訪問して、道に座っていたディオゲネスに、何かしてほしいことはないか、と聞いたところ、「あなたがそこに立っていると影ができるので(日なたぼっこの邪魔になるので)どいてほしい」とだけ求めた逸話が有名です。哲学YouTuber・ネオ高等遊民さん監修のもと、師弟関係や対立関係などといった「系譜」に基づいて哲学を紐解きました。
テーマは「論理的思考」「コミュ力」「恋愛」など、老若男女問わず気になる
であろう5つです。
記事はかなりのボリュームですので、全体を一気に読むというよりは気になるテーマを選んでじっくり読んでいただく方がおすすめです。
また、前編で登場した哲学者も複数人、登場します。別のアングルから同じ哲人を見ることで、学びが深まること間違いなしです。
前後編、通しで100人の哲学者を挙げていただきました。
一方で、彼らの思想全てを説明し尽くしたわけではありません。
「なんかこの人気になる」などの感触があれば、
ぜひそこから本人の著書などを手にとってみていただければと思います。