それでも拘置続けるのか…袴田事件、再審決めた元裁判官の胸の内
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再審法改正に反対する意見として、手続規定のない現行法の方が裁判官が柔軟に対処できるという主張があります。しかし、裁判官にとって、手続規定がないことでむしろ審理が難しくなっていると思います。現役の裁判官はその立場など色々な原因によって声をあげられない中、この村山さんの声が届けばいいなと思います。
＞村山浩昭元裁判官「（再審法改正の議論で裁判所に求められる姿勢として）まず最高裁が自ら現在の規定では限界があるということを認めた方がいいですね。再審事件をしっかりと判断したいという裁判官も大勢います。そうした人たちがやりやすいようにするのが最高裁の役目ですね。」「確かに「法律が変わってくれればいいな」という思いはありました。ただ、自分の能力と努力が足りずに法律のせいにしていると思われたくなかったのがあったと思います。」
