「花粉を香りでガード」に根拠なし 優良誤認でエステーに措置命令
朝日新聞デジタル
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香りで花粉ガードを謳ったエステーの「Mori Labo」が優良誤認表示で排除措置命令を受けています。消費者庁は、より多くの人が強く求める訴求(典型的には「痩せ」など)に対して積極的に介入をする印象がありますが、花粉症の罹患者が増えたことによって「花粉」関係のワードも広告業界的には景表法の要注意ワードになってきていると感じています。
また、本件ではスギ花粉に対する効果として広告した事項の根拠が薄弱であるとして消費者庁から怒られていますが、単純化された実験室環境で少数のサンプルをとっただけでは広告効果の根拠としては排除措置命令段階では認められないケースが多く、より消費者の生活に即した環境で十分に効果が得られたとする根拠を用意できなければ、強力な訴求を支えられません。
花粉症対策商品と広告モラルの今後は個人的には注視していきたいと思っています。