「配属ガチャ」意識調査、配属先告知が遅いと「内定辞退を検討」する学生は6割超
AI要約(β版試験運用中)
- 1SNSマーケティングを行うインタツアーは2025〜27年卒の学生を対象に配属ガチャについて意識調査を実施
- 2遅い配属先の告知は内定承諾保留や内定辞退の要因になる学生が60%以上
- 3勤務地やジョブ型雇用についても学生の就職意向に影響することがわかった
コメント
注目のコメント
労働法の世界では直近でも以下の2点の動きがあり、職種・地域の限定がされた正社員は今後メジャーになっていくんだろうと考えています
①令和6年4月1日施行の労基法施行規則第5条第1項第1号の3の改正により、労働条件明示義務の内容に従事する業務と就業場所の変更範囲が追加
②職種限定合意をした従業員に対する配置転換命令が違法であるとされた判例の登場(最2小判令和6年4月26日)
雇用契約も「契約」ですから、使用者にとっても労働者にとっても就業場所や業務内容、その変更可能性もなるべく事前にクリアにすることが紛争防止の観点からは望ましく、本記事では労働者側の意識がクローズされてはいますが、会社側も時代の流れに乗ることで合理的で信頼感のある労使関係を標榜することで、人材獲得の優位性を築くチャンスですらあると考えています。そろそろジョブ型で新卒採用をもっと増やす時代ではないでしょうか。
20代で転職率が3割、30代で6割という変化が多い現代において、キャリアパスを駆け出しから意識することは、大事だと思います。昔、新卒の頃に思ったなぁ、早く知りたいと。
「この会社に入って何がしたいですか?」「あなたの適性はなんですか?」と企業が繰り返し聞くから、学生もそれを覚悟して来る。散々キャリアプランを考えるように企業が学生に強要しといて、初っ端からそれをひっくり返されたら学生さんもキレますわ。
アンマッチを防ぐには事前に「配属先はランダムです」としっかりと説明しなければいけませんね。今どきそんな会社に応募してくる学生がいるか知りませんが。