NY株続伸、322ドル高 追加利上げ慎重姿勢を好感
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きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。
伸び悩む場面も見られたものの、終盤にかけ上げ幅を広げています。
米株式市場は前日のFOMCを受けたポジティブな流れが続いているようで、前日は引け間際に失速していたものの、ネガティブな雰囲気は出ていません。
パウエル議長が利上げの可能性に否定的な見解を示したことや、年内にインフレは鈍化すると述べたことで、米株式市場はハト派的と捉え安心感に繋がっているようです。
全体的に株式市場にとってはポジティブなメッセージで、パウエル議長は利上げを望んでいないことが確認されたと言えそうです。
市場は米雇用統計に注目しています。
非農業部門雇用者数(NFP)は24万人増、失業率は3.8%が予想されています。
最近注目が集まっている平均時給は前年比4.0%が見込まれている状況。
FRBにとって雇用は依然として熱過ぎる数字が予想されていますが、予想を下回るようであればポジティブな反応も期待できそうな一方で、失業率の上昇はリセッション懸念へ繋がるところ。
金利も原油価格も落ち着いており、VIX大幅低下も依然FEAR継続。
慎重さも伺える状況です。