【驚異】年間40%成長。医療DX「メドレー」は超ストイックだった
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儲かる人材業からSaaSに展開していく動きは他の業界でも起こっています。
介護業界ではSMSが、カイポケという介護事業者アプリでシェアをのばし、さらには、そのプラットフォームを活かしてファクタリングなどでも儲けています。
特定業界において安定的なビジネスの起点をつくり、横断的にサービスを提供する事で拡大していくプレイヤーは今後も増えていくと思います。予約から問診、診療、決済、薬の受け取りまで何でもオンラインで完結する世界、常々早く実現してほしいと感じています。古くからの規制や慣習が多い中で、医療のデジタル化を愚直にビジネスにしている会社の1つが、メドレーです。
熱気がない――。瀧口社長のインタビュー前に、執務スペースを回らせてもらいましたが、驚くほど飾り気がなく、ただただ「仕事をする場所」という雰囲気。淡々と、黙々と、やるべきことをやっている。そんな空気を感じました。
上場後に成長が止まってしまう企業も少なくない中、40%成長をずっと続けているのは稀有な例です。わかりやすいBtoCのビジネスとは異なり、目立つことは少ない会社ですが、海外展開も含め今後に注目です。上場の頃はDX銘柄と言いつつやってることは要は人手不足業界の人材ビジネスじゃん、と言われてきましたし、自分も正直そういう印象が強かったですが、saas事業をしっかり伸ばし売上の1/4まで持ってきているのはびっくり
人手不足が経営課題であることは間違いなくそこも教えたうえで、医療施設のソリューションカンパニーになっていける基盤ができつつある段階に見えます
詳細は明るくないですがラインナップを見る限りsaasはまだまだニッチ分野の集合体に見えるので、どこまで医療機関側の業務をトータルに見られるかも大事で、入口として旧来型医療機関でなくオンライン診療を切り口に、というのは良いんでしょうが、なにかしらのDXのきっかけをどう作るかが大事そうに感じます