米国勢、ロンドン不動産投資が8年ぶり高水準 ドル高が追い風
AI要約(β版試験運用中)
- 1米国の投資家が1─3月にロンドンの商業用不動産に投じた額は19億ポンド(24億ドル)と、前年同期の6倍に膨れ、2015年第4・四半期以来の高水準を付けた
- 2英国全体で米投資家による不動産投資は1─3月期に31億ポンドに上り、前年比約67%増え、22年初頭以来の高水準となった
- 3米国の投資家が対英投資に意欲を強めており、ドル高ポンド安を背景に、リース取引の好ましい条件があるようだ
コメント
注目のコメント
ロンドンの不動産は2012年の五輪を契機に世界でも群を抜く価格で取引されるようになったが、そこからさらに高騰するとなれば、その価格上昇の波は、遠からず東京にもやってくるだろうと思う。なぜなら、今や東京都心の不動産市場はNYやパリ、ロンドンのそれと一体化しつつあるからに他なりません。さらにいえば、ロンドンの不動産市場は先進諸国の大都市の中で、圧倒的な透明性を誇っていて、それが機関投資家の買いやすさを誘っている、というところもあります。
https://www.joneslanglasalle.co.jp/ja/trends-and-insights/research/global-real-estate-transparency-index/greti-global-rankings-and-methodology米国勢の不動産資本が、母国の商業用不動産の市況が悪いときに、英国に流れるのは、同じコモンロー国として不動産取引法制が似通っていて、親しみがあるからなのでしょうか。日本の不動産を買いに来ているという話は、余り耳にしませんが、私のアンテナが弱いせいですかね。