スクエニHD、24年3月期決算で221億円のコンテンツ廃棄損を計上…HDゲームのパイプラインの見直し、業績見通しは精査中
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ゲーム会社はタイトル開発に関わる人件費を開発資産とかに計上し、発売時に一気に償却するのが通常の会計処理。売上とコストを見合いにする考え方。ゲームの開発期間が長引いたりすると開発費も増える。結果、想定通り売れても開発費を回収出来ない事態が生じ得ます。スクエニは特に開発の遅延やコストオーバーランが常態化していて、昨年着任した新社長が今回一気に負の資産処理を決断したってことでしょう。
コストオーバーランの元凶だった海外のスタジオからすでに撤退している。ただカプコンなんかに比較すると開発期間を管理する仕組みは弱いと言わざるを得ない。
注目のコメント
コンテンツの廃棄損というのはエンタメ業界見ている僕でもはじめて見ました。
廃棄ってどういうことだろう…?って感じですが、開発途中のものを中止とかすると、そこまでの資金を計上させるみたいなことなのかなと思います。
少し前にドラクエの責任者である三宅さんも異動になってましたし、スクエニ内で変革が進んでいるんでしょう。
危機感としては正しいですし、間違いないですね。スクエニが221億円廃棄損/開発中933億円資産
ゲーム会社あるあるの「もう絶対売れないと思うけどBS計上している過去の人件費/開発費のカタマリ」
どのくらい落とすかは経営陣の覚悟であり、定期的にやらないと負債の先送りになるだけ
経営者が引き継いだ時にコレは、、、!?となるヤツ開発リソースの選択と集中のため、開発中のパイプラインを精査した結果、221億円のコンテンツ廃棄損を計上することになったそう。通期にどれくらい影響がでるのか、機になるところです。
https://www.hd.square-enix.com/jpn/ir/pdf/20240430_01.pdf
3Q決算説明会資料:https://www.hd.square-enix.com/jpn/ir/pdf/24q3slidesJPN.pdf
今月、組織再編で以下のニュースもありました
スクエニ「ドラクエ」責任者の三宅氏が異動、てこ入れ-関係者
https://newspicks.com/news/9812799/