全国の空き家、最多900万戸 全住宅の13.8%、総務省調査
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実家を空き家にしてしまう事情もわかります。
売れない場合はもちろんのこと、売れるとしても、親のどちらかが存命であれば処分することも難しい。
相続前であれば、親と相続人間での調整は楽ではありません。
多くの人にとって、相続は初体験。
相続人の関係がよくてもたいへん。
相続人の関係が悪ければ、話し合いも進まず、「塩漬け状態」が続いてしまうのです。
一方で、家族で顔を合わせて話し合う、よい機会になることもあります。
注目のコメント
「住宅需要が高いのに空き家数の増加が止まらないのは、中古住宅の解体や活用が進まないまま、新築住宅が供給されていることが背景にある。」
違うと思う。
過疎地など、人気が無い地域の不動産が放置され、解体も再活用もされていないだけなのでは。
都市部などと、空き家が増えている地域とは状況が全く違うので、この割合も変わってくるはず。
一律に原因を求める方が無理だと思う。
https://newspicks.com/news/9298226/?ref=user_110042空き家は、既に、各自治体の大きな課題になっています。
改善に向けて、さまざまな課題があるものの、日本では、中古住宅の流通が促進されていないことも要因の一つ。
住宅流通に占める中古の割合は、▽アメリカ83%、▽イギリス87%に対して、▽日本は15%。
欧米は、高品質な住宅に手を加えて長く住む価値観なのに対して、日本政府は、経済効果をねらい、税優遇などで新築購入を後押してきたのも空き家増加の要因です。
木造戸建ては、築22年になると税務上の資産価値が認められず、改修資金を借
りにくく、これが欧米と比べて改修投資が極端に少ない理由で、回収後の実質的な価値で資産評価すべきなのと、改修資金の借り入れに新築と同様の税優遇もすべきです。
そして、地域の助け合いも必要で、空き家の多い地区では、住民巡回の仕組みを取り入れるなど、さまざまな立場の人が関わることで、空き家を長く放置しないことも大切です。