小池百合子都知事、存在感示せず敗北 陣営混乱のまま戦略に綻び 衆院東京15区補選
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「小池氏は自公の支援をまとめることができず、戦略の綻(ほころび)びを修正できずに選挙戦を終えた」が最大の敗因だと思います。
ただ、そうなった背後には、側近か離れるなどの小池氏側の問題、さらには側近も告発した「学歴詐称」疑惑があったと思います。ジャーナリストの石井妙子さんの力作「女帝 小池百合子」を読むと、その理由がよくわかる気がします。むしろ、あの本が出ても数年間、小池氏が微動だにしないように見えたことの方が、私には驚きです。過去2人の自民党代議士が逮捕されたことや、昨年の江東区長選挙における自民分裂などがあり、東京15区における自民党と公明党の選挙協力は容易ではありません。こうした特殊事情が、小池知事の目算を狂わせたのではないかと思います。
ただ、小池知事が応援した候補が勝てなかったことと、小池知事が都知事選に出て勝てるかどうかは、また別の話でしょう。特に小池知事の支持率は女性の方が高いという特徴があり、SNSや週刊誌がしつこく学歴疑惑を騒いだところであまり影響はないと思います。
立憲を中心に都知事選の野党統一候補を立てるとして、小池知事に勝てる候補は今のところ見当たりません。
一つあるとすれば、都知事選はとにかく知名度が優先ですから、こうした報道によって「小池知事に勝てるかもしれない」という印象から、野党側は著名人を口説きやすくなったかもしれませんね。投票率40%で前回の58%より大幅にダウン。
結果もそうですが、この投票率は問題だと思います。
期日前投票があるとはいえ、ゴールデンウィークの中日に選挙する必要があるかも疑問です。
色々考えさせられる選挙になりました。