「ドライブ・マイ・カー」で世界を席巻した濱口監督の挑戦
- 「言語に頼らない物語」への興味
- グランピング計画が映す「現代っぽさ」
- 「実験的な演出」に挑戦し続ける
- 本当に「悪は存在しない」のか
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濱口監督への取材は、ご縁があって3回目になります。いつもながらとても緊張しました。
濱口監督の作品は、人間のいいところも悪いところも抉り出すように描かれている作品が多いという印象で、きっと人間を見抜く力がすごくおありなんだろうと。。。そう思うと緊張するんです。。(言葉にするとチープですが)
30分という短い時間のなかで、もっとお聞きしたいと思ったところがたくさんあったのですが、特に知りたかった以下2点は、ヒントをいただけました。濱口監督はすでに世界的な巨匠になられていて、映画祭でも多くの賞を取られている。そんな方が次にどんな作品を選んだのか。これからも歩むであろう監督業としてのキャリアをどう形成しようと考えているか。でした
前を歩く人がいない人生を、どうやって切り開いていくのか、これは多くの人に参考になる話なのではないかと思ったからです。
ぜひご一読ください。
「自分の中で「??」が反復される強度みたいなものが、できるだけ高いものを自分も作りたいと思っています」を私なりに解釈すると、違和感を通じて新しい世界を自ら発見してほしいということでしょうか。没入できる「わかりやすさ」ばかりが重視されがちですが、「??」こそが見る人たちの世界を広げるのだろうなと感じました。これは芸術家に限らず発信者すべてにとって重要なことだと思います。
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