ファミマ、生成AIで一部業務の作業時間を約50%削減 対象となった業務は?
AI要約
- 1ファミリーマートは、生成AIの導入により、一部業務で作業時間を約50%削減し、新たに創出した時間を高付加価値の業務に活用すると発表
- 2作業時間の削減効果があった業務は、各種アンケートの集計作業や社内文書および社員教育資料の作成、店舗経営を支援するスーパーバイザー(SV)から本部担当社員への問い合わせ対応など
- 3また、AIを活用した業務削減の事例の社内コンクールを実施し、効率化実績を社員の評価指標に組み込むとしている
コメント
注目のコメント
これ、このまま自治体の行政サービスに導入しても、まったく違和感ないと思う。コンビニのレジに並ぶ人と市区町村の役所の窓口に並ぶ人はほぼ同じだということに早く気づいて、自治体はDX推進をどんどん加速すべき。そうすれば、地方の人手不足問題と行政コストの課題のかなりの部分はすぐに解消されるはずです。
昨日開催された経済的財政諮問会議に提示された「国と地方のシステムWG」の(私も委員として取りまとめに参加した)提言では、要するそういうことを言っています。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0419/shiryo_05.pdfファミリーマートでは、生成AI活用の推進にあたり、全社横断の「生成AIプロジェクト」を立ち上げ、50人のプロジェクトメンバーが「セキュリティ・レギュレーション作成」「Q&A作成・自動回答」「文書作成・要約」「定型シート作成」「法令・リスクの洗い出し」「翻訳」の6領域で、新たな業務改善方法の検討や効果検証を行っているそう。
業務が半減した業務もあるとのことで、AIの性能は勿論ですが、これだけ全社的にAI改革を推進できる組織が素晴らしいと思いました。
人が自分達の仕事を自動化・効率化するために取り組む最たる例ですね。仕事の型やルール、熟練者のノウハウを訓練されたAIができるのも楽しみですが、そもそも人がやらなくてよい仕事をAIに任せていく仕組みを実現してほしいなと期待します。