なぜ、PBなのに安くないの? ウエルシアとマツキヨココカラが「高級志向」を始めた背景
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PB=安い、というイメージは確かにある。なぜなら、仕入れにかけるお金が掛からないので、仕組み上安く提供出来る。他の商品の"代替品".の役割。
ただ、PBでも高級というのは、もはや"そこでしか買えない価値ある商品"という立ち位置が変わる商品になる。
より良い素材を使っているから、".高級だけど納得"という腹落ち感が重要に。
あとはパッケージの拘りなど見せ方もとても大事になる。
注目のコメント
PBの期待値は低価格ではありません。「製品品質が値段の割に高い」ことです。まさにリーズナブルの和訳が言い当てた表現でしょう。
換言すれば、
製品価格=原価+流通費+広告費
としたとき、原価の比率が高い。これがPBの期待値です。
装飾品でない限り、製品の効能にかける研究開発時間と成分原価コストが高い方が良い製品だということです。
マーケ界隈の暗黙知は、CMでよく見る低価格(競合と同等価格)製品は買わない、です。だから僕は、小林製薬とか買わないです。だから、高くても良いんです。あとは顧客の「お財布」とのバランス、つまり価格弾力性の話ですから。
私はマーケティングに従事しているため、広告プロモーションの比重が高い職業ですがセブンプレミアムのように、小売業がPB製品でメーカーと並ぶほどの価値を出せている状況は非常に喜ばしいです。「真実の瞬間」は売り場(現場)にあり、ということでしょう。