【北京時事】米アップルが中国で運営する「アップストア」から、米メタ（旧フェイスブック）の通信アプリ「ワッツアップ」を削除したことが分かった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１９日までに報じた。当局の命令を踏まえた措置という。

　中国の厳格なインターネット検閲により、ワッツアップやグーグルなど海外の人気アプリは、これまでも一般には利用できない状態だった。ただ、ＷＳＪによるとアプリ自体はアップストアで配信されており、一部の市民は検閲を回避できる特別な通信手段を介して使用していた。　【時事通信社】

〔写真説明〕米アップルのロゴマーク（ＡＦＰ時事）