(ブルームバーグ): 鈴木俊一財務相は18日、20カ国・地域(G20)会議終了後にワシントンで記者団に対し、金利差だけで為替の水準は決まらないとし、金利差のみで今の水準をつくっているわけでないとの認識を示した。

鈴木大臣は為替市場に関しては日米、日米韓で緊密な意思疎通を行うと発言。また、為替はG20の議題にはなかったので発言はしなかったと述べた。

日本銀行の植田和男総裁は、米国の実体経済は引き続き強いとした上で、米経済は為替レートなどを通じて日本経済や物価に影響を与えると話した。

3月の政策変更については多くが混乱なく実施されたと評価してくれたと説明。仮に利上げを実施するならどういうデータを見るかという質問が他国からあったと話した。

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