• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

ANA、地方空港に貨物専用機。大型機で装置取り込み

日本海事新聞 電子版
1
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • badge
    拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

    ANAが半導体関連の大型装置の輸出入需要を見据えて,熊本など地方空港に貨物専用機を就航させることを考えており,熊本空港に大型貨物機ボーイング777Fを試験運航させました.半導体産業を巡っては北海道などでも大型の工場建設が進んでいるため,熊本以外でも検討を進めていくとの話です.いまは多くが貨物輸送が充実している成田や関空まで陸送されています.

    この輸送については,2024年問題の他にも台湾との輸送がかなり意識されています.日本・台湾間の貿易においては航空輸送の存在が大きいことがしられています.輸出では集積回路が航空貨物輸出の三分の一を占め,半導体関係品目や精密機器が主力となっています.輸入では集積回路の輸入が7割以上の圧倒的シェアを占めます.これは近年になって増えたもので,2013年と2023年の航空輸送による輸入額を比較すると10年間で2.6倍に増えました.今回の検討は,こういったニーズに対応するものとなるものと思われます.

    一方で,成田または関西国際空港をハブにする形で運用を進め,こういった試みが航空貨物輸送の分散を過度に進めないようにした方が良いとは思っています.


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか