ドル一時153.69円に上昇 34年ぶり高値水準を更新
AI要約(β版試験運用中)
- 1ドルは一時153.69円付近と、直近の高値(153.39円)を超え、1990年以来の高値水準を更新した
- 2中東情勢緊迫化を背景としたリスク回避の流れから、ドルは前週末に一時152円後半まで下落したものの、その後はドル買い主導で153円台に水準を戻した
- 3市場では「リスクオフの円買いという発想は弱まっている。リスクオフ・リスクオンのいずれでも、金融政策やファンダメンタルズの観点からドル買いとなりやすい」との声が出ている
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円の最大の弱点は大幅なマイナス圏にある実質金利です。そこに手が加わらない限り、介入だけで止めるのは難しいでしょう。もっとも、円安は確実に輸入インフレを強めることから、円安が日銀に利上げを促す点には留意が必要です。実際、植田総裁は円安が日銀の物価見通しに影響する場合、金融政策で対応する旨の国会答弁を先週しています。